シルクを紡ぐ、紡毛機はしっかり調整しよう

こんにちは~、ここのところシルクを紡いでいるchiguです。

シルクを紡ぐったって、何をどうするんだかよくわからない。


とりあえず、お店で買った素材はこんな姿でやって来ました。

ポリ袋で発酵させたパン種を開けた時に似ている・・・ような気がする。

これをどうするのかな?!

カーディングするのか?丸める?

よくわからん。

だんだん座右の銘になりつつある「とりあえずやってみなさいよ」が聞こえてくる。

はい、やってみよう、とりあえずさ。

うまく行かなかったらそのとき考えるもん。

というわけで、やってみる。


よくわからんが、そのまま紡いで良かったらしい。

ちゃんと糸になります。

ただ、どうもやりにくいんだよね。

紡毛機の引きが強くて、撚りが入りきる前に引っ張られて切れてしまう。

引きを弱く調整すると回転が落ちすぎる。

おかしいな、こんなに調整難しかったっけ。

何度も調整し直すけれど、やっぱりうまくいかん。

で、ふと、ナンの気なしに今まで触ったことのなかったツノの部分をいじってみると・・・


このてっぺんが丸いツノね。

これは固定されているものだと思っていたけれど、意外にもくりくりっと回るぞ・・・。

回すと、

ボビン全体の位置がずれて、結果、大きな車とプーリーを繋いでいるバンド(矢印のね)の角度が調整されるのだ。

え~、そこが動くなんて知らなかったよ。

ホントかね~と思いながらもとにかく車とプーリーがまっすぐな角度になるように調整してみる…。


これがさ、びっくりですよ、いきなりおそろしく快調な紡毛機に大変身してしまった。

確かこの角度がずれているとバンドが外れやすいっていうのは読んだことがあったけれど

外れやすいだけでないのだ、そもそも紡ぎにくいのだ。


大変身後はボビンが心地よくカラカラ周り、ペダルが軽~い。


この紡毛機は東京手織機のもの。しっかりしていて仕上げがすごく美しい子。

譲って頂いて説明書も無かったので(そもそも無かったのかもしれない)

とにかくあっちこっち触ってみてなんとか使えるようになったもの。

まだ知らない機能があったとはねえ。


おかげでシルクはこれまでの倍のスピードでふんふん紡げるようになりました。

ふんふんってのは、鼻歌ね。

調整がうまくいっていないときは猫背になってかがみこんで繊維を押さえていたけれど

調整がうまくいった糸紡ぎって、その素材にあった太さで糸が勝手にするする~っと出てくる。

だから椅子にふんぞり返っていてもできちゃう。

また紡毛機と仲良くなってしまった。ますます色々紡ぎたくなっちゃったよ。

chiguのアトリエ自由帳

手織り・手紡ぎ、そしてオートクチュール刺繍を手掛ける作家chiguのブログです。

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