北関東のスティーブ・ジョブズ

こんにちは~、今日は連休明けはじめての織物教室だったchiguです。

皆さんとお会いしてわいわいと楽しくお話しして、織物も頑張って、充実の一日。


さて、タイトルを見て「なんじゃこら」とお思いになった方もおられたと思います。

平たく言うと、昨年秋からこの春先にかけて、

私は殆どの日を黒のタートルネックセーターとジーンズで過ごした、という話です。


ほら、亡きアップル創業者スティーブ・ジョブズって

黒のタートルとジーンズしか着ない人だったでしょ。


冬のある日「最近、どういうわけかほんと~に黒のタートルとジーンズしか着る気がしない」なんて考えていて

「そ~いやスティーブ・ジョブズもそうだったっけね。じゃ、アタシは北関東のジョブズだわ」

などとあほくさいことを思って、結局、春までその格好だったというわけ。


↓なので、自撮りプロフィール写真撮影時もこのとおり。

ちなみに春になったらタートルは暑いんで、

トップスがVネックになっただけで、あとは変わり映え無し。


旧ブログではこれまでファッションについて何度か記事にしてきたのですが

自分がこんなにシンプルな服装になっていくとは思ってもみなかったな。

とにかく今は、どう見られるか、ではなく

自分がしっくりその日いちにちを過ごせるか、が焦点。

サラリーマン時代の服だってごく普通だったはずなのに

今着るとなんとなくコスプレ感を感じるんだよな。

いや、ふつ~だったのよ、ちょっとキリッとしてただけで。

でもなんか、「変装しました」ってな妙な雰囲気が漂うんだよね。

もちろんしっくり来ない。

キリッと時代よりもっと前には

割と派手な服をたくさん買っては職場に着て行って、それはすごく楽しかった。

でも今はもちろんそれもしっくり来ない。

あのいろんなものを着てはワクワク楽しい気持ちはどこに行っちゃったんだろうね。


たぶん、ものを作ることに意識が向けば向くほど、

しっくりくるものがシンプルになったんだと思う。

自分の着るものでなにかを表現する必要が無くなったんじゃないかな。


ちなみに今のファッションのなかの自分らしさと言えば

右耳に多めにあけたピアス。

お守り代わりになっているネックレスひとつ。

どちらもやっぱり自分のために着けてる。誰がどう見るかは関係ないのだ。

朝、ちょんちょんちょんと着けて「ヨシ、これでアタシだわ」というアイテムね。


こう考えてみると

自分の作ったものが、誰かの「これでアタシだわ」のひとつになったら

それってすごく素敵。

そういうのって目指してなれるものではないけれど(こればっかりは出会いと縁だね)

魂のこもったものをしっかり送り出してそれが誰かのピースになるかも知れない、

そんな素敵なストーリーを

制作のときには心の片隅においておこう。

chiguのアトリエ自由帳

手織り・手紡ぎ、そしてオートクチュール刺繍を手掛ける作家chiguのブログです。

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